モーズレイ性格検査(MPI)

モーズレイ性格検査(MPI) モーズレイ性格検査はドイツの心理学者ハンス・アイゼンクによって作成され、ヨーロッパやアメリカで広く使われている性格診断です。
アイゼンクは「遺伝と環境こそが個人の行動パターンを決定し、実際的なあるいは潜在的な行動パターンの総体をもって個人の性格であると定義する」と残しています。
モーズレイ性格検査は「外向性ー内向性」と「神経症的傾向」の二つの性格特性を同時に測ることを目的とした性格診断です。

日本で紹介されるモーズレイ性格検査は神経質的傾向(N尺度)、外向性(E尺度)を測るための二つの尺度を軸に、それぞれの項目は24の質問と、虚偽発見尺度(L尺度)20項目が含まれています。
虚偽発見尺度(L尺度)は後にジェンセンが付け加えたものです。
また、E・N・L尺度の他にEN項目に似た項目12をくわえ80の質問から構成されます。

質問形式の性格診断は受験者の主観が入り、実際とは違う回答をするケースが見られます。
モーズレイ性格検査はその虚偽を判定するために虚偽発見尺度(L尺度)というものが設けられています。
これにより性格診断の信憑性を上げています。




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